【業務自動化】チャプター3-4:残業集計ツールを作ろう

一つ前のページでは グラフ付きレポート作成ツール を作成しました。
今回は 残業集計自動化ツール を作成していきましょう。
Chapter1:PythonでExcelを操作しよう
Chapter2:PyInstallerで自動化ツールを(.exe)作ろう
Chapter3:便利な自動化ツールを5つ作ろう
・Chapter3-1:Excelファイルをフォルダ丸ごと結合しよう
・Chapter3-2:テンプレートを使った請求書自動作成
・Chapter3-3:グラフ付き売上レポート自動生成ツールを作ろう
・Chapter3-4:勤怠の丸め・残業集計自動化ツールを作ろう ◁今回はここ
・Chapter3-5:メール送信を自動化しよう
Chapter4:Webスクレイピング入門
Chapter5:自動化ツールを作って稼ごう
Excelで管理している勤怠データを、手作業で集計するのはとても大変です。
毎月の勤務時間や残業時間を電卓で計算したり、SUM関数で集計したりしていると、時間がかかるだけでなくミスも起きやすくなります。
この記事では Pythonとopenpyxlを使って勤怠データを自動で丸め・集計するツール を作ります。
作成したツールを使えば、社員ごとの残業時間や平均勤務時間を一瞬で可視化できるようになり、手作業による負担を大幅に減らせます。
本記事は会員向けの有料記事です。
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- もくじ
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青字は無料部分。白字は会員向け部分です。
- Python×openpyxlでExcel勤怠を自動化|丸め処理と残業集計の実装ガイド
- このツールで実現できること|丸め単位設定・社員別/月次集計・グラフ自動作成
- サンプル勤怠データの作り方|テスト用Excelを自動生成
- サンプルスクリプト
- まとめ
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- Python×openpyxlでExcel勤怠を自動化|丸め処理と残業集計の実装ガイド
Python×openpyxlでExcel勤怠を自動化|丸め処理と残業集計の実装ガイド
この記事で作成するツールでは、複数の社員の勤怠データ(出勤・退勤時刻、休憩時間)をまとめて処理し、次のような自動化を実現します。
- 時間データを15分単位に丸め、勤怠管理用のデータを作成
- 社員ごとの勤務時間・残業時間を計算し、月ごと/年間のサマリーをExcelにまとめる
- グラフを自動で生成し、視覚的に残業傾向を把握できる仕組み作り


このツールで実現できること|丸め単位設定・社員別/月次集計・グラフ自動作成
今回作成するツールは、社員ごとの勤怠データをまとめて処理し、次のようなことを自動で行えるようになります。
まず、勤怠表から「出勤時刻」「退勤時刻」「休憩時間」を読み取り、勤務時間を計算します。
その際、1日の労働時間を15分単位で切り下げて集計する仕組みを取り入れています。これは実際の勤怠管理システムでもよく使われる方法で、より現場に即した処理が可能です。
さらに、1日8時間を超えた分を残業時間として自動計算し、以下のように整理します。
- 総勤務時間:社員が働いた時間の合計
- 総残業時間:8時間を超えた部分の合計
- 稼働日数:勤務日数(休日は除外)
- 平均勤務時間:稼働日あたりの勤務時間の平均
- 月ごとの勤務時間・残業時間:1月〜12月の集計結果
最後に、これらの結果をExcelファイルとしてまとめ、社員ごとの残業時間を比較できるグラフも自動で生成します。
グラフには全体平均を示すラインも追加されるため、誰が残業を多くしているのか、全体の傾向はどうなのかをひと目で把握できます。
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