【Python】レッスン1-S1:基礎文法を総復習しよう

Lesson1ではPythonの基礎文法について学習してきました。
今回は基礎文法の総復習を行いましょう。
Lesson1:基礎文法編
・Lesson1-1:Pythonの入り口|初めてコードを書いてみよう
・Lesson1-2:変数の基本を理解しよう
・Lesson1-3:四則演算をしよう
・Lesson1-4:文字列を操作しよう
・Lesson1-5:フォーマット文字列を使いこなそう
・Lesson1-6:乱数を生成しよう
・練習問題1-1:レッスン1の内容を総復習しよう ◁今回はココ
Lesson2:制御構造編
Lesson3:関数とスコープ編
Lesson4:データ構造編
Lesson5:オブジェクト指向編
次のステップ:Python基礎習得者にお勧めの道5選(実務or副業)
変数・演算・文字列操作まで総まとめ|演習で理解度チェック

レッスン1で学習した内容が身に付いているか確認しましょう。
以下のコードをコピーして、コメントに従ってコードを完成させてください。
# 必要なモジュールをインポートする
import random
# 挨拶を表示
"""【穴埋め問題1】
ここにユーザーに名前を入力してもらい、変数nameに代入するコードを書いてください。
"""
print(f"こんにちは、{name}さん!")
# ユーザーに2つの数値を入力してもらい、計算して出力します。
print("簡単な計算をしましょう!")
"""【穴埋め問題2】
ここにnum1に最初の数値を入力してもらうコードを書いてください。
"""
"""【穴埋め問題3】
ここにnum2に次の数値を入力してもらうコードを書いてください。
"""
# 足し算と掛け算を行う
"""【穴埋め問題4】
ここにnum1とnum2を使って足し算と掛け算を行うコードを書いてください。
"""
# 結果を表示する
"""【穴埋め問題5】
ここに足し算と掛け算の結果を表示するコードを書いてください。
その際f文字列を使い、「○○と△△を足すと□□になります。」といった表示をすること。
"""
"""【穴埋め問題6】
ここに今日のラッキーナンバーを生成して表示するコードを書いてください。
randomモジュールを使って1から10までの乱数を生成し、「今日のあなたのラッキーナンバーは○○です!」と表示すること
"""
# 終了メッセージ
print("これでレッスン1の総復習は終わりです。お疲れさまでした!")問題の答え合わせ
この問題の一つの正解例とそのコードの解説を以下に示します。

一つの正解例
例えば以下のようなプログラムが考えられます。
- 正解コード
-
# 必要なモジュールをインポートする import random # 挨拶を表示 name = input("あなたの名前を教えてください: ") print(f"こんにちは、{name}さん!") # ユーザーに2つの数値を入力してもらう print("簡単な計算をしましょう!") num1 = int(input("最初の数を入力してください: ")) num2 = int(input("次の数を入力してください: ")) # 足し算と掛け算を行う addition = num1 + num2 multiplication = num1 * num2 # 結果を表示する print(f"{num1} と {num2} を足すと {addition} になります。") print(f"{num1} と {num2} を掛けると {multiplication} になります。") # 今日のラッキーナンバーを決める random_number = random.randint(1, 10) print(f"今日のあなたのラッキーナンバーは {random_number} です!") # 終了メッセージ print("これでレッスン1の総復習は終わりです。お疲れさまでした!")
正解例の詳細解説
このコードは基本的なPythonの要素を使っており、入力と出力、変数、算術演算、乱数生成などを学ぶのに適しています。
- 詳細解説
-
必要なモジュールをインポート
import random
randomモジュールはランダムな値を生成するために使います。このコードでは、ランダムにラッキーナンバーを生成するために使います。ユーザーから名前を入力してもらう
name = input("あなたの名前を教えてください: ")input関数はユーザーからの入力を受け取る関数です。この例では、ユーザーに名前を入力してもらいます。挨拶メッセージを表示
print(f"こんにちは、{name}さん!")print関数を使ってユーザーに挨拶を表示します。{name}は、先ほど入力されたユーザーの名前を挿入するために使います。ユーザーから2つの数値を入力
num1 = int(input("最初の数を入力してください: ")) num2 = int(input("次の数を入力してください: "))この部分ではユーザーに2つの整数を入力してもらいます。
inputで受け取ったデータはそのままでは文字列として扱われますので、数値として計算するためにint()で整数に変換します。足し算と掛け算を行う
addition = num1 + num2 multiplication = num1 * num2
+は足し算、*は掛け算を行います。このコードでは、2つの数値を使って足し算と掛け算を実行しています。
計算結果を表示
print(f"{num1} と {num2} を足すと {addition} になります。") print(f"{num1} と {num2} を掛けると {multiplication} になります。")fを使ったフォーマット文字列を使うことで、変数を文字列の中に簡単に埋め込むことができます。この例では計算結果をユーザーにわかりやすく表示しています。
ランダムなラッキーナンバーを生成
random_number = random.randint(1, 10) print(f"今日のあなたのラッキーナンバーは {random_number} です!")randint()は指定した範囲内でランダムな整数を生成します。ここでは1から10までの間の数字が生成され、それを「ラッキーナンバー」として表示します。
終了メッセージを表示
print("これでレッスン1の総復習は終わりです。お疲れさまでした!")最後に終了メッセージを表示してプログラムが終了します。
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