Pythonの基礎学習を終えたあなたへ:次に進むべき道と実践方法

ながみえ

これまでにPythonの基礎文法からオブジェクト指向まで、幅広く学んでこられた皆さま、本当にお疲れさまでした。

しかし残念ながら、Pythonの基礎を覚えただけでは実際の業務や副業にはほとんど繋がりません。

基礎力をしっかりと身につけた今、次はその知識を活かして「何を作れるか」「どのように使うか」を考えていく段階に進みましょう。

Pythonの次のステップ5選|基礎から実践に進むおすすめ分野一覧

Pythonは非常に多用途な言語であり、さまざまな分野で活躍しています。

ここでは次に進むべき5つの選択肢を紹介し、それぞれがどのような内容なのか、どのように学んでいけばよいかを丁寧にご説明します。

Pythonの基礎知識に加えて、それぞれの分野の専門知識を身に付けることで、一人前のプログラマーを目指しましょう。

おすすめの分野内容と特徴
Webアプリケーション開発Webサービスやシステムを作る技術。FlaskやDjangoといったフレームワークを使います。
副業で高収入を狙うならこれ!
業務自動化・RPA繰り返しの作業を自動化する技術。ExcelやWeb操作の自動化などが可能です。
最初の副業として実績を作りたいならこれ!
GUIアプリ・ゲーム開発デスクトップアプリやゲームを作る技術。PygameやTkinterなどのライブラリがあります。
Pythonの技量を楽しく高めたいならこれ!
データ分析・可視化データを集めて、整理・分析し、グラフなどで可視化する技術。
PandasやMatplotlibなどのライブラリを活用します。
機械学習・AIデータから学習し、予測や分類を行う技術。scikit-learnやTensorFlowなどを用います。
今後大きく需要が伸びていくと思われます。

Webアプリ開発|FlaskやDjangoで始めよう

Pythonを使って、インターネットを通じて利用できるWebアプリケーションを作ることができます。

たとえばユーザー登録機能付きのサイトや、ブログ、予約管理システムなどが挙げられます。

使用されるフレームワークは、主に FlaskDjango などがあります。

Flaskはシンプルで柔軟性が高く、小規模な開発に向いています。初心者向けです。

一方Djangoは大規模なWebサービスに対応できる「全部入り」タイプで、セキュリティやデータベースとの連携などが標準でサポートされています。

HTML、CSSといったフロントエンド技術との連携も必要になりますが、ステップを踏んで学べば難しくありません。

ニーズも非常に大きく、副業で高収入を目指すならこれが最もお勧めです↓↓

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業務自動化・RPA入門|ExcelやWeb操作も自動化しよう

日常業務の中で「繰り返しの作業」「手間のかかる操作」がある場合、Pythonを使ってその作業を自動化することができます。

いわゆる RPA(Robotic Process Automation)の一環です。

たとえばExcelの集計作業を openpyxlpandas で自動化したり、定型メールを自動で送信したり、Webからデータを取得してレポートを作成するなど、さまざまな業務に活用できます。

ブラウザ操作の自動化には selenium 、マウスやキーボード操作の自動化には pyautogui が使われます。

プログラミングの副業は過去の実績を問われることも多いですが、こちらは比較的簡単かつ実績を問わない案件が多く、最初の実績作りにも最適です。

デスクトップアプリ・ゲーム開発|Pygameの活用例

Pythonは画面上にウィンドウを表示するデスクトップアプリや、簡単な2Dゲームを作ることも可能です。

GUI(グラフィカルユーザーインターフェース)アプリケーションは、ユーザーと対話できる実用的なツールを作るのに適しています。

標準ライブラリの Tkinter を使えば、電卓やToDoリストアプリなどを作ることができます。

もう少し遊び心を加えたい場合は、Pygame を使って簡単なゲームを作ることも可能です。たとえばブロック崩しやシューティングゲームなどが題材として人気です。

プログラムの成果が視覚的に確認できるため、学習のモチベーション維持にも大いに役立ちます。

Pygameは↓↓のリンクから学習できます。こちらは楽しく学びながら、pygameだけでなくPythonの実践経験(基礎知識の確認・強化)としてもおすすめです。

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データ分析・可視化入門|Pandas・Matplotlibの使い方と学習ステップ

データを収集し、分析し、そして結果をグラフなどで可視化する能力は、ビジネスから研究まで幅広く求められるスキルです。

Pythonはこの分野でも非常に強力なツールとなります。

Pandas は表形式のデータを自在に操作できるライブラリで、Excelに似た感覚でデータを扱えます。

NumPy を使えば数値計算が高速かつ簡単に行えます。

分析結果を可視化するには、MatplotlibSeaborn を使って棒グラフや折れ線グラフ、ヒートマップなどを描くことができます。

公開されているCSVファイルやオープンデータを使って、自分なりの分析プロジェクトに挑戦してみるのがおすすめです。

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機械学習・AI入門|Pythonで人工知能を作ろう

機械学習は、与えられたデータからパターンや法則を学び、それを使って予測や分類などを行う技術です。

人工知能(AI)の一部として、非常に注目を集めている分野です。

Pythonでは、scikit-learn を使って機械学習の基本的な手法を簡単に実装できます。

さらに進んで、画像認識や自然言語処理などを扱う場合は、TensorFlowPyTorch といったフレームワークを用いることになります。

まずは、「教師あり学習」「教師なし学習」「分類」「回帰」といった基本用語を理解し、簡単なデータセットでモデルを構築してみるのが良い第一歩です。

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次のステップまとめ|自分に合った分野で実践力を伸ばそう

Pythonの基礎をしっかりと習得した今、次に進む道は多岐にわたります。

Webアプリケーション開発、データ分析、機械学習、業務自動化、GUIやゲーム開発など、どの分野も実践的で魅力的な可能性を秘めています。

どの道を選ぶかは、あなた自身の興味や将来像によって決まります。

まずは興味のある分野を1つ選び、小さなプロジェクトから挑戦してみてください。

その過程で「もっと学びたい」「もっと作りたい」という気持ちが芽生え、自然と次の学びに進んでいくことができるはずです。

これからも、あなたのPython学習の旅が実り多きものとなるよう、心より応援しています。

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