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FastAPIのおすすめ本・書籍3選|初心者・実践・フロント連携で比較

ながみえ
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FastAPIを本で学びたいものの、「まず動かしたい」「設計まで理解したい」「フロントエンド連携まで学びたい」のどれを重視するかによって、選ぶ1冊は変わります。

この記事では、FastAPIを学べる3冊を、対象レベル・学べる範囲・コード例・周辺技術・注意点で比較します。

結論を先に示すと、短期間でAPIを動かしたい人、設計まで体系的に学びたい人、SvelteKitとの連携まで試したい人では、候補となる本が異なります。

FastAPIそのものの特徴やFlaskとの違いから確認したい方は、先に「FastAPIとは?Flaskとの違いと選び方」をご覧ください。本記事ではフレームワーク比較を繰り返さず、目的に合う本の選び方に絞って解説します。

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FastAPIのおすすめ本3冊を比較|目的別の早見表

3冊の主な違いは、FastAPIをどこまで、どのような進め方で学ぶかです。

Web APIを作りながら学ぶ本、APIの基礎からスキーマ駆動開発まで体系的に学ぶ本、SvelteKitと組み合わせてフルスタック開発を体験する本に分けられます。

FastAPIだけを重点的に学びたいのか、フロントエンドとの連携まで試したいのかを基準に選びましょう。

書籍名おすすめの人主な学習範囲主な学習範囲
動かして学ぶ!
Python FastAPI開発入門
この本の詳細を見る
FastAPIを初めて使い、Web APIを作りながら学びたい人Docker環境、ToDo API、データベース、非同期処理、テスト、AWS・GCPへのデプロイ2023年刊・Python 3.11対応。Pythonの基礎知識が必要
Python FastAPI本格入門
この本の詳細を見る
APIの基礎からスキーマ駆動開発まで、順序立てて学びたい人開発環境、Web API、型ヒント、スキーマ定義、APIを利用したサービス開発「中級者専用」ではなく、初めてAPI開発を行う人も対象。フロントエンド連携が主題ではない
実践SvelteKit × FastAPI
この本の詳細を見る
フロントエンドとバックエンドを組み合わせて開発したい人設計、FastAPIによるバックエンド、SvelteKitによるフロントエンド、Vercel・Cloud Runへの公開2022年刊・86ページ。FastAPI単独の詳しい解説より、連携開発の体験を重視した本

次の章から、各書籍の内容、対象読者、注意点を個別に確認します。

『動かして学ぶ!Python FastAPI開発入門』の特徴とおすすめの人

『動かして学ぶ!Python FastAPI開発入門』は、ToDoアプリのAPIを作りながら、FastAPIによるWeb API開発を段階的に学べる本です。

Dockerを使った環境構築から、ルーター、リクエスト・レスポンスのスキーマ、データベース操作、非同期処理、ユニットテスト、クラウドへのデプロイまで扱っています。

FastAPIを初めて使う人のうち、説明を読むだけでなく、1つのAPIを完成させながら学びたい人に向いています。

本書で学べる内容

1. Dockerを使った開発環境の構築

Docker、Poetry、FastAPI、Uvicornを使い、FastAPIアプリケーションを開発するための環境を準備します。

Pythonの基本文法についても復習がありますが、読者にはあらかじめPythonの基礎知識が求められます。

2. ToDo APIの実装

ToDoアプリを題材に、ルーター、リクエスト・レスポンスのスキーマ、MySQLとSQLAlchemyを使ったデータベース連携、CRUD処理を実装します。

3. 非同期処理とユニットテスト

データベース接続やCRUD処理の非同期化、テストクライアントを使ったユニットテストを扱います。

APIを作って終わるのではなく、動作を確認しながら改善するところまで学べる構成です。

4. AWS・GCPへのデプロイ

作成したAPIを、AWSやGCPのクラウド環境へデプロイする方法も扱っています。

本書が向いている人

  • FastAPIを初めて使う人
  • Pythonの基本文法を理解している人
  • Docker環境でAPI開発を体験したい人
  • データベース連携や非同期処理まで学びたい人
  • 作成したAPIをクラウドへ公開してみたい人

一方、Pythonの文法から学びたい人には、この本だけでは難しい可能性があります。基礎に不安がある場合は、先にPython入門講座で基本文法を確認してください。

また、SvelteKitなどのフロントエンドとの連携を中心に学びたい場合は、後述する『実践SvelteKit × FastAPI』のほうが目的に合います。

本書の購入方法

『動かして学ぶ!Python FastAPI開発入門』には、紙版と電子版があります。販売価格や在庫は購入先で確認してください。

『Python FastAPI本格入門』の特徴とおすすめの人

『Python FastAPI本格入門』は、Web APIの基礎から、型ヒント、CRUD処理、非同期処理、ORM、DI、スキーマ駆動開発まで順序立てて学べる入門書です。

「本格入門」という書名ですが、中級者だけを対象にした本ではありません。FastAPIで初めてAPI開発を行う人を対象読者としています。

本書で学べる内容

1. 開発環境とWeb APIの基礎

Miniconda、仮想環境、VS Codeを使った開発環境の構築から始まり、FastAPIによる最初のプログラムとSwagger UIの使い方を学びます。

APIやWeb APIの基本から説明されているため、FastAPIを初めて使う人でも順番に進められる構成です。

2. 型ヒント・Pydantic・CRUD処理

Pythonの型ヒント、パスパラメータ、クエリパラメータ、レスポンスデータ、Pydanticを学びます。

その後、RESTとHTTPメソッドの性質を確認し、GET・POST・PUT・DELETEを使ったCRUDアプリケーションを作成します。

3. 非同期処理・ルーティング・ORM・DI

asyncioやhttpxを使った非同期処理、APIRouterによるルーティングの分割を扱います。

データベース部分ではSQLiteとSQLAlchemyを使用し、ORMを使ったアプリケーションを作成します。さらに、FastAPIのDI(依存性注入)の基本、使用例、利用時の注意点まで学びます。

4. スキーマ駆動開発

後半では、スキーマを基準にフロントエンドとバックエンドを作成し、APIを利用したサービスを完成させます。

FastAPIの文法だけでなく、スキーマを使ってフロントエンドとバックエンドを連携させる流れを学べる点が、本書の特徴です。

本書が向いている人

  • FastAPIを初めて使う人
  • Web APIの基礎から学びたい人
  • 型ヒントやPydanticを順序立てて理解したい人
  • CRUD、ORM、DIまで一通り学びたい人
  • スキーマ駆動開発を体験したい人

開発環境はMinicondaとVS Codeを中心に説明されています。

本書の購入方法

『Python FastAPI本格入門』には、紙版と電子版があります。販売価格や在庫は購入先で確認してください。

『実践SvelteKit × FastAPI』の特徴とおすすめの人

『実践SvelteKit × FastAPI』は、SvelteKitをフロントエンド、FastAPIをバックエンドとして使用し、両者を組み合わせたWeb開発を体験する本です。

設計、バックエンド、フロントエンドの実装から、VercelとCloud Runを使った公開までを扱っています。

2022年12月刊・印刷版86ページの短い本なので、FastAPIを基礎から詳しく学ぶ入門書ではなく、SvelteKitとの連携開発を一通り試したい人向けと考えてください。

本書で学べる内容

1. SvelteKitとFastAPIを使った設計

最初に、SvelteKitとFastAPIを組み合わせて作るWebアプリケーションの構成を設計します。

フロントエンドとバックエンドを分け、それぞれがどのような役割を持つのかを確認してから実装へ進みます。

2. FastAPIによるバックエンド実装

FastAPIを使用して、Webアプリケーションのバックエンドを実装します。

FastAPI単独の機能を網羅する構成ではなく、SvelteKitと接続するバックエンドを作ることが主な目的です。

3. SvelteKitによるフロントエンド実装

SvelteKitを使用して、ユーザーが操作するフロントエンドを実装します。

FastAPIで作ったバックエンドと組み合わせることで、フロントエンドとバックエンドを含むWeb開発の流れを体験できます。

4. Vercel・Cloud Runへの公開

作成したアプリケーションを、VercelやCloud Runへデプロイする手順も扱っています。

ローカル環境で実装するだけでなく、公開までの流れを確認したい人に適しています。

本書が向いている人

  • SvelteKitとFastAPIを組み合わせてみたい人
  • フロントエンドとバックエンドの両方を体験したい人
  • 短い書籍で連携開発の全体像を確認したい人
  • 作成したアプリケーションの公開まで試したい人

一方、FastAPIの基本、データベース、非同期処理、DIなどを詳しく学ぶことが主目的なら、この本だけでは情報量が不足する可能性があります。

本書の購入方法

『実践SvelteKit × FastAPI』には、電子版とプリント・オン・デマンドの印刷版があります。販売価格や在庫は購入先で確認してください。

FastAPI本の選び方|1冊だけ選ぶ場合と学習順

3冊すべてを読む必要はありません。FastAPIをどのように学びたいか、フロントエンドまで扱いたいかによって、最初に選ぶ本は変わります。

1冊だけ選ぶなら

APIを作りながら学びたい人

Docker環境でToDo APIを作り、データベース、非同期処理、テスト、クラウドへのデプロイまで体験したい人には、『動かして学ぶ!Python FastAPI開発入門』が候補です。

Web APIの基礎から順序立てて学びたい人

APIの基本、型ヒント、Pydantic、CRUD、ORM、DI、スキーマ駆動開発を順番に学びたい人には、『Python FastAPI本格入門』が候補です。

「本格入門」という書名ですが、中級者・上級者専用ではなく、初めてAPI開発を行う人も対象としています。

SvelteKitとの連携を体験したい人

FastAPI単独の詳しい解説よりも、SvelteKitと組み合わせたフロントエンド・バックエンド開発を体験したい人には、『実践SvelteKit × FastAPI』が候補です。

2022年刊・86ページのため、FastAPIの基礎を詳しく学ぶ本ではなく、連携開発の全体像を短く確認する本として選びましょう。

複数冊で学ぶなら

最初の1冊は、『動かして学ぶ!Python FastAPI開発入門』と『Python FastAPI本格入門』のどちらか一方で構いません。

手を動かすことを優先するなら前者、APIの基礎から順序立てて理解することを優先するなら後者を選びます。

その後、SvelteKitを使ったフロントエンド連携まで試したくなった場合に、『実践SvelteKit × FastAPI』を追加してください。3冊を決まった順番ですべて読む必要はありません。

FastAPIの本選びに関するよくある質問

FastAPIの本を選ぶときに迷いやすい点を、Q&A形式で整理します。

FastAPIとFlaskの違いはどこで確認できますか?

本記事では、FastAPIとFlaskの機能や性能は比較しません。

どちらを選ぶか迷っている場合は、FastAPIとは?Flaskとの違いと選び方をご覧ください。本記事は、FastAPIを本で学ぶと決めた人の書籍選びに絞っています。

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FastAPIの本を読む前に、どの程度のPython知識が必要ですか?

関数、リスト、辞書、クラスなど、Pythonの基本文法を理解していると進めやすくなります。

Pythonの文法から復習したい場合は、先にPython入門講座で基礎を確認してください。

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初心者が最初に読むなら、どの本がよいですか?

学び方によって選択が変わります。

APIを作りながら学びたい場合は、『動かして学ぶ!Python FastAPI開発入門』が候補です。

Web API、型ヒント、CRUD、ORM、DIなどを順序立てて学びたい場合は、『Python FastAPI本格入門』が候補です。

書名に「本格入門」とありますが、中級者・上級者専用の本ではありません。

3冊すべて読む必要はありますか?

3冊すべてを読む必要はありません。

FastAPI単独の学習が目的なら、『動かして学ぶ!Python FastAPI開発入門』または『Python FastAPI本格入門』のどちらか一方から始めます。

SvelteKitとの連携まで試したくなった場合に、『実践SvelteKit × FastAPI』を追加してください。

2022年刊の『実践SvelteKit × FastAPI』は現在も使えますか?

SvelteKitとFastAPIを組み合わせた開発の流れを確認する目的には利用できます。

ただし、2022年刊のため、現在のフレームワークとは画面、設定方法、ライブラリのバージョンが異なる可能性があります。

コードを動かす際は、SvelteKitとFastAPIの現行ドキュメントも確認してください。

まとめ|FastAPIのおすすめ本は学習目的で選ぼう

FastAPIの本は、学び方と到達したい範囲に合わせて選びます。

書籍名おすすめの人主な学習範囲主な学習範囲
動かして学ぶ!
Python FastAPI開発入門
この本の詳細を見る
FastAPIを初めて使い、Web APIを作りながら学びたい人Docker環境、ToDo API、データベース、非同期処理、テスト、AWS・GCPへのデプロイ2023年刊・Python 3.11対応。Pythonの基礎知識が必要
Python FastAPI本格入門
この本の詳細を見る
APIの基礎からスキーマ駆動開発まで、順序立てて学びたい人開発環境、Web API、型ヒント、スキーマ定義、APIを利用したサービス開発「中級者専用」ではなく、初めてAPI開発を行う人も対象。フロントエンド連携が主題ではない
実践SvelteKit × FastAPI
この本の詳細を見る
フロントエンドとバックエンドを組み合わせて開発したい人設計、FastAPIによるバックエンド、SvelteKitによるフロントエンド、Vercel・Cloud Runへの公開2022年刊・86ページ。FastAPI単独の詳しい解説より、連携開発の体験を重視した本

3冊すべてを読む必要はありません。まずは自分の学習目的に合う1冊を選び、各書籍の対象読者・学べる範囲・注意点を確認してから購入を判断してください。

FastAPIを学ぶかFlaskを学ぶかまだ迷っている場合は、FastAPIとは?Flaskとの違いと選び方で、両者の役割と選び方を確認できます。

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