【Difyアプリ_05】教材・研修 学習コーチAI Lite|教材への質問・確認問題・答え合わせ

ながみえ

教材や研修資料を用意しても、「読んだだけで終わってしまう」「分からない部分をすぐ質問できない」「理解できたか確認する問題を作るのが大変」と感じることはありませんか。

「教材・研修 学習コーチAI Lite」は、Difyのナレッジに登録した教材をもとに、質問への回答、確認問題の作成、簡単な答え合わせまで行える無料の学習支援アプリです。

教材をただ読むだけではなく、「質問する → 問題を解く → 理解を確認する」という学習の流れを作りたいときに使えます。

この記事では、教材・研修 学習コーチAI Liteでできることや使い方、向いている用途、利用前に知っておきたい注意点まで詳しく紹介します。

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教材・研修の学習をAIで補助すると何が変わる?

教材を配布しただけでは、必ずしも内容を理解してもらえるとは限りません。

読んでいる途中で疑問が出ても質問する相手がいなかったり、自分がどこまで理解できているのか分からなかったりすることもあります。

教材・研修 学習コーチAI Liteを使うと、登録した教材をもとにAIと対話しながら学習を進められます。

Before:教材を読むだけの場合

一般的な教材や研修資料では、学習者が自分で読み進めながら内容を理解する必要があります。

分からない部分が出た場合は資料の中から答えを探したり、担当者へ質問したりする必要があります。また、研修担当者が理解度を確認したい場合には、別途テストや確認問題を用意しなければなりません。

そのため、教材を用意した後にも意外と多くの作業が発生します。

たとえば、次のような状況です。

  • 教材のどこに答えがあるのか探す
  • 分からない部分を研修担当者へ質問する
  • 担当者が同じような質問へ何度も回答する
  • 理解度確認用の問題を作成する
  • 問題を解いた後、自分で教材を読み返して答えを確認する

教材そのものは用意できていても、「教材を使った学習のサポート」まで人が担当すると、運用負担が大きくなりやすくなります。

After:質問・確認問題・答え合わせをAIで行う場合

教材・研修 学習コーチAI Liteでは、Difyに登録した教材をAIが検索し、その内容をもとに学習をサポートします。

単に質問へ答えるだけではなく、指定した範囲から確認問題を作り、その後に回答を入力すると簡単な答え合わせまで行えます。

学習の流れは次のようになります。

  1. 教材を読む
  2. 分からない部分をAIへ質問する
  3. 学習した範囲から確認問題を作ってもらう
  4. 自分で問題へ回答する
  5. AIに簡単な答え合わせをしてもらう

この流れを1つのチャット内で行えるため、「読んで終わり」になりやすい教材を、対話しながら確認できる学習環境へ変えられます。

教材・研修 学習コーチAI Liteでできること

このアプリは、何でも自由に教えてくれる万能な家庭教師AIではありません。

あくまでDifyのナレッジに登録した教材を中心に、学習を進めるための機能をまとめたアプリです。

登録教材について質問できる

教材の内容について分からないことがあれば、そのままチャットで質問できます。

AIは登録されている教材を検索し、取得できた内容をもとに回答を作ります。たとえば、研修教材に「AIを利用する前の確認事項」が書かれている場合、

「AIへ入力する前に確認することを教えてください」

と質問することで、教材内の該当部分を探して回答させることができます。

長い教材を毎回最初から読み直す必要がないため、復習や内容確認にも使いやすくなっています。

指定した範囲から確認問題を3問作れる

教材・研修 学習コーチAI Liteでは、登録教材から記述式の確認問題を作ることもできます。

「第1章から確認問題を作ってください」

のように範囲を指定すると、その範囲をもとに3問の確認問題を作成します。

問題作成時に正解を先に表示しないため、まず自分で考えて回答する使い方ができます。

研修担当者が毎回確認問題を考える手間を減らしたい場合だけでなく、自分で教材を学習している人の復習にも利用できます。

同じ会話の中で簡単な答え合わせができる

作成された3問へ回答すると、同じ会話内で簡単な答え合わせを行えます。

判定は数値による点数ではなく、次の4区分です。

判定意味
正解教材上の重要な内容を満たしている
一部正解一部は合っているが、不足している内容がある
不正解教材の内容と合っていない
採点不能問題や回答、教材上の根拠を十分に確認できない

「100点中80点」といった正式な採点をするのではなく、自分の理解を振り返るための簡易的な確認として使う設計です。

教材にない答えを勝手に作らない

このアプリでは、教材に書かれていない内容を正答として作らないように設計しています。

たとえば、教材に会社の有給休暇の日数が書かれていない状態で、

「この会社の有給休暇は何日ですか」

と質問しても、一般知識から勝手に日数を補うのではなく、教材から確認できないことを案内する想定です。

教材を使った研修では、AIの一般知識よりも「その教材に何と書かれているか」が重要になるため、このような制限を設けています。

正式な成績・合否・修了認定は行わない

教材・研修 学習コーチAI Liteは、正式な試験システムやLMSではありません。

確認問題への回答を見て簡単な答え合わせはできますが、成績、合否、資格、修了などを正式に認定する用途には対応していません。

教育や研修の補助として利用し、最終的な評価や認定が必要な場合は、担当者や正式な制度で確認してください。

教材・研修 学習コーチAI Liteがおすすめな人

このアプリは、教材を使った学習や研修を少し便利にしたい人に向いています。

特に「教材はすでにあるけれど、質問対応や復習まで手が回らない」という場合に使いやすいアプリです。

利用例を整理すると、次のようになります。

向いている用途活用例
社内研修研修資料について社員がAIへ質問する
新人教育マニュアルや教育資料の復習に使う
個人学習自分の教材から確認問題を作る
講座・スクール教材内容の自主学習を補助する
Dify学習RAGと会話履歴を使ったアプリ構成を学ぶ

一方で、正式な試験、資格認定、成績管理、受講履歴管理などを目的としている場合には、このLite版だけでは対応できません。

教材・研修 学習コーチAI Liteの使い方

利用するには、Difyへアプリをインポートした後、質問に使う教材をナレッジとして登録します。

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初めて使う場合は、いきなり自分の教材を設定するより、同梱されているサンプル教材で正常に動くことを確認してから差し替える方法がおすすめです。

基本的な流れは次のとおりです。

  1. 教材・研修 学習コーチAI Liteをダウンロードする
  2. YMLファイルをDifyへインポートする
  3. 同梱のSAMPLE_KNOWLEDGEをDifyのナレッジへ登録する
  4. 「知識検索」ノードへ作成したナレッジを接続する
  5. 検索設定を確認する
  6. SAMPLE_QUESTIONSを使って動作を確認する
  7. 正常に動いたら、自分の教材へ差し替える

サンプル教材で動作を確認しておけば、うまく回答できない場合に「アプリ設定の問題なのか」「自分の教材の登録方法に原因があるのか」を切り分けやすくなります。

教材・研修 学習コーチAI Liteの使用例

ここでは、このアプリを使った基本的な学習の流れを紹介します。

使用例1:教材について質問する

まずは、登録した教材について普通に質問します。

すると、AIが登録教材を検索し、該当する内容をもとに回答します。

教材のどこに書かれているかを自分で探すよりも、確認したい内容へ素早くたどり着きやすくなります。

使用例2:確認問題を作ってもらう

次に、学習した範囲から問題を作ります。

たとえば、

「第1章の内容から、記述式の確認問題を3問作ってください」

と入力します。

AIは指定された範囲をもとに3問を作ります。

ここでは正答を先に表示せず、利用者が自分で回答できるようにします。

使用例3:回答して答え合わせをする

作成された3問へ、そのまま同じ会話の中で回答します。

AIは直前に作った問題と教材の検索結果を確認しながら、「正解」「一部正解」「不正解」「採点不能」のいずれかで簡易的に判定します。

単純に正誤だけを見るのではなく、不足しているポイントを確認することで復習にも使えます。

ChatGPTへ直接質問する場合との違い

教材についてAIへ質問するだけであれば、ChatGPTを使う方法もあります。

教材・研修 学習コーチAI Liteの特徴は、Dify上で教材検索と学習の流れをあらかじめ組み合わせていることです。

違いを簡単に整理すると次のようになります。

項目ChatGPTを自由に使う学習コーチAI Lite
自由な相談得意教材学習向け
教材検索利用方法によるDifyナレッジを検索
確認問題指示すれば作成可能3問作成を前提に設計
答え合わせ毎回指示が必要同じ会話内で対応
出力ルール指示によって変化学習用途向けに固定
正式な採点用途次第行わない

どちらが優れているというより、用途の違いです。

自由に質問したりアイデアを相談したりするならChatGPTが便利ですが、決まった教材を使って「質問 → 問題作成 → 答え合わせ」という流れを繰り返したい場合には、Difyアプリとして固定しておくと使いやすくなります。

利用前に確認してほしいこと

教材・研修 学習コーチAI Liteを利用する前に、いくつか知っておいてほしい点があります。

特に研修や教育で利用する場合は、AIによる回答を正式な評価と混同しないことが重要です。

項目内容
アプリ本体無料で配布
Dify利用環境は各自で用意
AIモデル利用するモデル側の料金が発生する場合あり
教材利用者自身でナレッジへ登録
確認問題記述式3問
答え合わせ同じ会話内で簡易判定
正式な採点非対応
成績・合否判定しない
受講履歴管理非対応
最終確認必要に応じて人が確認

また、APIキー、パスワード、秘密鍵、不要な個人情報、成績情報など、外部AIへ送信すべきではない情報を教材や質問へそのまま入力しないようにしてください。

会社や学校で利用する場合は、所属組織の情報管理ルールも確認したうえで使用してください。

教材・研修 学習コーチAI Liteのよくある質問

最後に、このアプリを利用するときに気になりやすい点をまとめます。

アプリ自体は無料ですか?

教材・研修 学習コーチAI Liteは無料で配布しています。

ただし、Difyの利用環境や接続するAIモデルによっては、別途利用料金が発生する場合があります。

自分の教材を登録できますか?

はい。Difyのナレッジへ自分の教材を登録し、「知識検索」ノードへ接続して利用します。

最初は同梱サンプルで動作確認してから、自分の教材へ差し替える方法がおすすめです。

確認問題は何問作れますか?

Lite版では、指定した範囲から記述式の確認問題を3問作成する設計です。

点数をつけることはできますか?

このアプリでは、100点満点などの数値による正式な採点は行いません。

「正解」「一部正解」「不正解」「採点不能」の4区分による簡易的な答え合わせを行います。

正式な合否や修了判定に使えますか?

正式な試験、合否判定、資格認定、修了認定には使用しないでください。

あくまで教材を学習するための補助ツールとして利用してください。

別の会話でも答え合わせできますか?

原則としてできません。

答え合わせでは、同じ会話内にある直前の3問を参照します。新しい会話で回答だけを入力しても、以前の問題を推測して採点しない設計です。

教材にない質問にも答えますか?

教材上の事実として回答する場合は、取得できた教材内容を根拠にします。

教材で確認できない内容については、勝手に情報を作らず、確認できないことを案内する設計です。

まとめ|教材を「読むだけ」から「質問して確認する」学習へ

教材・研修 学習コーチAI Liteは、登録教材への質問、確認問題3問の作成、同じ会話内での簡単な答え合わせを行えるDifyアプリです。

単に教材を検索するだけではなく、

「質問する → 問題を解く → 理解を確認する」

という学習の流れを1つのチャットで作れることが大きな特徴です。

教材や研修資料を、読むだけで終わらない学習環境に変えてみたい方は、まず同梱サンプル教材から試してみてください。

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