【Dify】おすすめの無料組み込みツール10選

ながみえ

Difyで生成AIアプリを作れるようになると、「ChatGPTに聞く」だけでは終わらない実務的な自動化ができるようになります。

ただ、Difyにはツールがたくさんあって、最初は「結局どれを触ればいいの?」となりがちです。

そこでこの記事では、Difyの中でも特に使いどころが多く、しかも無料で試しやすい「組み込みツール」を10個に絞って紹介します。

まずはできることの全体像をつかんで、「自分の業務に近いものから試す」状態を作っていきましょう。

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Difyの「組み込みツール」と「無料」の考え方

Difyの「組み込みツール」は、アプリの中から呼び出せる「追加の機能」です。

生成AI(LLM)は文章を作るのは得意ですが、検索したり、Webページから本文だけを抜き出したり、計算を確実に行ったりといった処理は、プロンプトだけでは安定しません。

そこでツールを使うことで、生成AIに「現実の作業」を任せられるようになります。

また、この記事でいう「無料」は、次のような意味で使います。

  • API連携が不要なもの
  • 無料枠があり、コストをかけずに試せるもの

ただし注意点もあります。

ツール自体が無料で使える場合でも、ツールの結果を生成AIに渡して文章を作らせる以上、裏側で使っているモデル(LLM)の利用料(トークン等)が発生します。

とはいえ、この記事の目的は「まず触って感覚をつかむ」ことなので、最初は無料で試しやすいものを中心に紹介していきます。

おすすめの無料組み込みツール10選

ここからは、Difyで「まず入れておくと後々ラクになる」組み込みツールを10個紹介します。

今回の10個は、業務アプリに発展させやすいものを中心に選んでいます。

どれも「単体で便利」ですが、組み合わせるとさらに強くなるのがポイントです。

ツール名できること代表的な用途相性のいい場面
Current Time
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正確な現在日時を取得日付入り出力、締切計算、曜日判定日報・週報、期限管理、定期処理
Web Scraper
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Webページの内容を抽出記事/FAQ抽出、情報収集、要約素材の取得調査→要約、競合比較、社内共有
Code Interpreter
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計算・整形・加工を実行CSV整形、集計、簡易分析、ルール変換データ扱い、正確性が必要な処理
Audio
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音声の入出力を扱う文字起こし、読み上げ、音声入力UI現場利用、移動中メモ、入力負荷軽減
DuckDuckGo Search
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Web検索を組み込むURL候補収集、最新情報の入口作り調査アプリ、調べてまとめる系
Wikipedia Search
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概要・基礎情報を取得用語理解、背景整理、前提づくり初学者向け解説、社内教育
Jina Reader
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長文ページを読みやすく整形本文抽出、ノイズ削減、要約の安定化Web取り込みの品質改善
Evaluate Math Expression
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数式の計算を確実に実行税込/割引、比率、見積もり計算計算ミスが許されない場面
Chart Generator
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数字をグラフ化推移/比較の可視化、レポート補助週次レポート、提案資料の下書き
QR Code Generator
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URL等をQRコード化共有導線、掲示、スマホ導入配布・運用、現場への展開

Current Time:日付・期限計算を正確にする(自動化の土台)

生成AIは「今日」「明日」といった相対的な表現が混ざると、地味にミスをしやすいです。

Current Timeを使うと、アプリが“確実な日時”を取得できるので、日付の入った出力や締切計算が安定します。文章業務の自動化でも、意外と登場回数が多いツールです。

たとえば次のような用途で活躍します。

  • 日付入りの日報・週報テンプレを自動生成する
  • 「提出期限まであと何日?」を毎回正確に計算する
  • 今日の曜日に合わせて案内文を切り替える

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Web Scraper:Web本文/FAQを抽出して要約・比較に使う

Web上の情報をアプリに取り込みたいとき、コピペでは手間がかかりますし、内容も揺れます。

Web Scraperは、URLを渡すだけでページ内容を取得できるので、「調べる→まとめる」を自動化しやすくなります。

調査系アプリを作るなら、かなり頼れる相棒です。

使いどころのイメージはこんな感じです。

  • 公式ドキュメントやFAQを読み込んで要約する
  • 競合サイトの料金表・機能説明を拾って比較材料にする
  • 指定ページの本文を抜き出して社内共有用に整理する

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Code Interpreter:CSV整形・集計・ルール変換を安定実行

Code Interpreterは、「ちょっとした処理を確実にやりたい」場面で非常に強いです。

生成AIは計算や整形が苦手なときがありますが、このツールを挟むと、データ加工や計算を安定して実行できます。

副業で“納品物っぽい成果”を作りたい人にも相性が良いです。

具体的には、こういうタスクが得意です。

  • CSVを整形して、必要な列だけ抜き出す・並び替える
  • 数値を集計して、レポート用の結果を作る
  • 文章をルール通りに変換する(表記ゆれ統一など)

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Audio:音声入力・文字起こし・読み上げで“使われるアプリ”に

Audioは、アプリの入口・出口を「文字」から「音」に広げられるツールです。

現場だと、手が離せない状況や、長文を打つのが面倒な場面が多いので、音声対応があるだけで“使われるアプリ”になりやすいです。

たとえば、こんな使い方ができます。

  • 音声メモを文字起こしして、要点だけ整理する
  • 相談内容を音声で入力して、提案文を返す
  • 生成した文章を読み上げて、確認しやすくする

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DuckDuckGo Search|手軽にWeb検索を組み込む

「まず検索してから考える」タイプのアプリを作るなら、DuckDuckGo Searchが手軽です。

APIキーなどの準備が少なく、学習段階でも導入しやすいのが魅力です。

検索結果をそのまま使うのではなく、次のツール(Web ScraperやJina Reader)につなげると完成度が上がります。

使いどころは次の通りです。

  • 調査対象のURL候補を集めて、後段で要約する
  • 最新情報のとっかかりを掴んでから解説文を作る
  • ざっくり情報収集して、次に読むべき資料を提案する

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Wikipedia Search|概要を素早く掴む“入口”に最適

Wikipedia Searchは、難しいテーマの「最初の理解」に向いています。

いきなりWeb全体を検索すると情報が散らばりがちですが、まずWikipediaで概要を押さえると、生成AIの出力も安定しやすくなります。

学習サイトや社内教育系のアプリとも相性が良いです。

たとえば、次のような場面で便利です。

  • 専門用語の背景を短くまとめる
  • ざっくり全体像→詳細調査の順に学習導線を作る
  • 複数の用語を比較して、違いを説明する

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Jina Reader|長文ページを読みやすく整形して取り込む

Webページは、ナビゲーションや広告など“本文以外”が多く混ざります。

Jina Readerは、そうしたノイズを減らして読みやすい形に整える用途で強いです。

Web Scraperと組み合わせると、取り込み品質が上がり、要約や抽出が安定しやすくなります。

活躍するシーンはこんな感じです。

  • 長い記事から本文だけをきれいに取り込む
  • スクラップしたテキストのノイズを減らして要約精度を上げる
  • 参照URLの文章を“学習用素材”として整える

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Evaluate Math Expression|計算を確実にする

数値が絡むと、生成AIはときどき間違えてしまいますが、Evaluate Math Expressionは四則演算や式の計算を安定させたいときに役立ちます。

「計算ミスが許されない」業務アプリほど、この手のツールが効いてきます。

使いどころは次のようなケースです。

  • 割引率・税込価格・比率などの計算を正確に出す
  • 見積もりの概算を出して文章に反映する
  • 入力された数値からKPIを算出してレポート化する

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Chart Generator|数字をグラフにして説得力を出す

数字の結果は、文章だけだと伝わりにくいことがあります。

Chart Generatorを使うと、データをグラフ化して“見た目で伝わる成果物”にできます。

レポート作成や提案資料の下書きアプリを作りたい人には特におすすめです。

たとえば、こんな使い方ができます。

  • 週次の推移を折れ線グラフにして共有する
  • 施策A/Bの比較を棒グラフで見せる
  • 数値→可視化→要点コメント生成まで一連で作る

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QR Code Generator|共有・導線づくりの最後の一手

最後に地味に効くのがQR Code Generatorです。

アプリの出力結果を「誰かに渡す」「現場に貼る」「スマホで開く」など、運用面で役立ちます。

作ったアプリが使われ続けるかどうかは、こうした“渡し方”で変わることが多いです。

活用例は次の通りです。

  • マニュアルURLやフォームURLをQRにして配布する
  • 共有用ページへの導線を簡単に作る
  • 研修資料や掲示物にアプリ入口を載せる

まとめ

Difyの組み込みツールを使えるようになると、生成AIアプリは「文章を作る」だけでなく、実務で使える方向へ一気に広がります。

今回紹介した10個は、無料で試しやすく汎用性も高いものばかりです。

まずは「自分の仕事で一番困っている作業」に近いツールを1つ選んで触ってみてください。

小さく試して手応えが出ると、次のアプリ作りがぐっと楽になります。

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