【Dify】おすすめ有料プラグイン10選|料金・無料枠・注意点

ながみえ

2026年7月31日時点では、Dify Marketplaceは無料プラグインのみを受け付けています。

ただし、プラグインから利用する外部サービスでは、API利用料や有料プランの契約が必要になる場合があります。この記事では、このような「外部サービス側で費用が発生する可能性があるツール」を、Difyの有料ツールとして整理します。

本記事では、候補となる10種類のツールを、用途・無料枠・課金単位・認証方法・権限上の注意点で比較します。具体的なインストール操作ではなく、「どのツールを選ぶか」「どこで費用が発生するか」「導入前に何を確認するか」を判断できるようにすることが目的です。

無料で試しやすい候補を探している方は「Difyの無料組み込みツール10選」、プラグインの共通的な導入手順を知りたい方は「Lesson6-1:ツールとプラグインの役割と違い・使い分け」をご覧ください。本記事ではこれらの内容を要約にとどめ、詳しい説明は各記事へ案内します。

料金・無料枠・提供状況・認証方法は変更される可能性があります。各ツールの説明には確認日を記載し、導入前には必ず提供元の公式料金ページと、プラグインが要求する権限を確認してください。

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外部ツールの料金超過を避ける3つの確認ポイント

Dify Marketplaceのプラグイン自体は無料でも、連携先サービスのAPI利用料、有料プラン、データ処理量などに応じて費用が発生する場合があります。

料金超過を避けるには、プラグインの価格ではなく「外部サービス側で何に対して課金されるか」を確認することが重要です。

この章では、外部サービスの利用料を確認するための基本に限定します。Dify Cloud・Community・Enterpriseの料金比較やLLMの利用料については、本記事では詳しく扱いません。

少量で試し、外部サービスの利用量を確認する

Difyのワークフローを1回実行しても、外部サービスのAPIが必ず1回だけ呼ばれるとは限りません。ループ、再試行、エージェントの判断などによって、1回の実行中に複数回呼び出される場合があります。

最初は入力データを1件に絞り、Difyの実行結果だけでなく、外部サービス側で消費された回数・データ量・クレジットも確認してください。

  • メール1通、URL1件、PDF1枚など、最小の入力で実行する
  • どのツールが何回呼ばれたかをDifyの実行ログで確認する
  • 外部サービスの管理画面で、API回数やクレジットの減少を確認する
  • 想定どおりの利用量であることを確認してから処理件数を増やす

ここでは具体的な金額を断定せず、各ツールの章で料金体系と確認日を個別に記載します。

APIキーとOAuth権限を必要最小限にする

APIキーやOAuthの権限設定は、料金だけでなく情報管理にも関係します。外部サービスへ送信するデータと、プラグインが要求する権限を確認してから連携してください。

  • APIキーや秘密鍵をプロンプト、コード、共有資料へ直接記載しない
  • Difyの認証情報設定で保存し、チャット画面や公開アプリへ表示させない
  • 読み取りだけでよい場合は、書き込み・削除など不要な権限を許可しない
  • 外部サービスが対応している場合は、テスト用と本番用の認証情報を分ける
  • 社内データや個人情報を扱う場合は、送信先と保存先を事前に確認する

OAuthの設定方法やプラグインの共通的な導入手順は、「Lesson6-1:ツールとプラグインの役割と違い・使い分け」で解説しています。

Difyの実行ログと外部サービスの請求画面を分けて確認する

Difyの実行ログでは、ワークフローの成功・失敗、実行ステップ、エラーや再試行の状況を確認できます。ただし、外部サービス側で実際に請求される金額や残りクレジットは、Difyのログだけでは判断できません。

運用開始後は、Difyと外部サービスの両方を確認してください。

  • Difyの実行ログで、実行回数・失敗・ループ・再試行を確認する
  • 外部サービスの管理画面で、API使用量・請求額・残りクレジットを確認する
  • 外部サービスが対応している場合は、予算通知・利用上限・アラートを設定する
  • 使用量が急増した場合に停止できる担当者と確認手順を決めておく

「Difyで正常に実行できたこと」と「外部サービスの請求が想定内であること」は、別々に確認する必要があります。

外部サービスの料金が発生する可能性があるDifyツール10選

Dify Marketplaceで配布されているプラグイン自体は、基本的に無料でインストールできます。ただし、連携先のSlackやkintone、検索API、翻訳APIなどでは、契約プランやAPI使用量に応じて料金が発生する場合があります。

ここでは、業務で利用しやすい10種類を「何ができるか」だけでなく、「どこで料金が発生するのか」「無料で試せるか」「どの認証・権限が必要か」という観点で比較します。

掲載状況・料金・無料枠は2026年7月31日時点の情報です。利用前に各サービスの公式ページで最新情報を確認してください。

ツール主な用途外部サービス側の費用認証・権限
Slack(langgenius・0.0.9)
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指定チャンネルへの通知無料プランあり。有料プランは履歴や連携数などが拡張Incoming Webhook
Gmail(langgenius・0.2.6)
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メールの検索、下書き作成、送信Googleアカウントは無料利用可能。Workspaceや保存容量で料金が発生OAuth 2.0
Google Sheets(omluc・0.0.2)
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指定範囲の読み取り・更新標準API利用は現時点で追加費用なし。Workspace・保存容量は別サービスアカウント(対象シートを共有)
Google Drive(langgenius・0.1.13)
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ファイルの参照・取得標準API利用は現時点で追加費用なし。Workspace・保存容量は別OAuth 2.0
Notion(langgenius・0.0.13)
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ページやデータベースの検索・更新Freeプランあり。チーム機能などは有料プランIntegration Secret・ページ共有
kintone(cybozu・0.1.2)
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レコードの取得・追加・更新原則としてkintoneの有料契約が必要。無料試用ありアプリ単位のAPIトークン
DeepL(langgenius・0.1.5)
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翻訳・言い換えAPI Freeは月50万文字まで。超過・本番利用はProを検討DeepL Auth Key
Tavily(langgenius・0.1.11)
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Web検索・本文抽出月1,000クレジットの無料枠あり。以降は従量・月額APIキー
Firecrawl(langgenius・0.2.2)
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指定サイトの取得・クロール月1,000クレジットの無料枠あり。以降は月額APIキー
TextIn Document OCR(intsig-textin・1.2.2)
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PDF・画像の文字・表・構造抽出無料APIあり。高容量・追加形式は有料API無料APIは認証不要。有料APIは認証情報

この表を見て「今の自分の目的に近いもの」を2〜3個に絞ってから読み進めると、設定で迷いにくくなります。

それでは、1つ目から順に見ていきましょう。

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Slack|指定チャンネルへの通知に使う

掲載確認:Dify Marketplace「Slack」バージョン0.0.9(2026年7月31日確認)

Slackプラグインは、Difyで生成した文章を、Incoming Webhookを使って指定チャンネルへ送信するツールです。通知先をSlackにすることで、利用者がDifyを開かなくても結果を確認できます。

向いている用途は次のとおりです。

  • 議事録や日報の要約を指定チャンネルへ投稿する
  • 問い合わせ内容やエラーの発生を担当者へ知らせる
  • Web検索や定期処理の結果をチームへ共有する

このプラグインはメッセージの送信が中心です。Slackへ届いた質問を受信して回答する仕組みには、Slack BotやSlack Triggerなど別のプラグインが必要です。

プラグイン自体の利用料はかかりませんが、Slackの契約プランによってメッセージ履歴や利用できる連携機能などが異なります。無料プランの有無と現在の制限は「Slack公式料金ページ」で確認してください。

認証にはIncoming Webhook URLを使用します。Webhook URLを知っている人は投稿できる可能性があるため、プロンプトや共有資料へ貼らず、Difyの資格情報として管理してください。最初はテスト用チャンネルを指定し、投稿先と表示内容を確認してから本番チャンネルへ切り替えましょう。

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Gmail|まずは下書き作成に限定する

掲載確認:Dify Marketplace「Gmail」バージョン0.2.6(2026年7月31日確認)

Gmailプラグインは、OAuth 2.0でGoogleアカウントと接続し、メールの検索・取得、下書き作成、送信、添付ファイルの操作などを行えるツールです。

向いている用途は次のとおりです。

  • 問い合わせメールを検索し、返信の下書きを作る
  • 受信内容を要約して担当者へ渡す
  • 定型の報告メールを必要な情報で埋める
  • 対応が必要なメールへ目印を付ける

最初から自動送信まで行わず、「下書きを作成して人が確認する」ところまでに限定するのが安全です。宛先、CC・BCC、添付ファイル、本文に含まれる個人情報を確認してから送信してください。

Gmailは個人向けGoogleアカウントでも利用できますが、Google Workspaceの契約や追加保存容量には料金が発生する場合があります。Gmail、Google Drive、Googleフォトの保存容量は共通で、個人向けGoogleアカウントには最大15GBの無料容量があります。詳細は「Googleストレージの仕組み」で確認してください。

OAuthではメールの閲覧・送信・下書き作成・変更などの権限が要求されます。テスト用アカウントで接続を確認し、不要になった連携はGoogleアカウント側から解除しましょう。

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Google Sheets|定型データの読み取り・更新に使う

掲載確認:Dify Marketplace「google_sheets」バージョン0.0.2(2026年7月31日確認)

Google Sheetsプラグインは、指定した範囲からデータを読み取るBatch Getと、複数範囲を更新するBatch Updateを利用できるツールです。単純な「1行追加」専用ではないため、利用前にシート名・セル範囲・列構成を決めておきましょう。

向いている用途は次のとおりです。

  • 問い合わせ台帳の指定範囲を読み取る
  • 分類結果や要約を決められたセルへ書き込む
  • 案件・商品・タスクなどの一覧を参照する
  • 複数範囲を一度に更新する

認証にはGoogle CloudのサービスアカウントとJSON形式の認証情報を使用します。対象のスプレッドシートをサービスアカウントのメールアドレスへ共有し、必要なシートだけに権限を与えてください。JSONキーは秘密情報なので、記事、プロンプト、共有資料などへ掲載してはいけません。

2026年7月31日時点では、Google Sheets APIの標準利用に追加料金はありません。ただし、リクエスト数の上限があり、Googleは2026年後半のクォータ超過課金を予告しています。導入前に「Google Sheets APIの利用制限と料金」を確認してください。

サービスアカウントの作成やDifyでの設定手順は「【Dify】Googleスプレッドシートの連携方法|プラグイン設定とGASの使い分け」で解説しています。本記事では設定手順を重複して扱いません。

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Google Drive|資料をデータソースとして参照する

掲載確認:Dify Marketplace「Google Drive」バージョン0.1.13(2026年7月31日確認)

Google Driveプラグインは、DifyのデータソースとしてGoogle Drive内のファイルやフォルダを参照するためのプラグインです。フォルダの閲覧、ファイルのダウンロード、Googleドキュメント・スプレッドシート・スライドの変換に対応しています。

向いている用途は次のとおりです。

  • 社内手順書やマニュアルを参照する
  • 指定フォルダの資料をナレッジとして利用する
  • GoogleドキュメントやPDFを検索対象にする
  • ファイルの内容を取得し、後続ノードで要約する

認証にはOAuth 2.0を使用し、ファイルの閲覧とダウンロードに関する権限を許可します。Drive全体を無条件に対象とせず、最初はテスト用フォルダと機密情報を含まない資料で確認しましょう。

2026年7月31日時点では、Google Drive APIの標準利用に追加料金はありません。ただし、Google WorkspaceやGoogle Oneの契約、保存容量、将来のクォータ超過課金によって費用が発生する可能性があります。最新情報は「Google Drive APIの利用制限と料金」で確認してください。

RAGアプリの設計や提供方法は「【Dify】RAGアプリ10選」の担当範囲とし、本記事では詳しい構築手順を扱いません。

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Notion|ページ・データベースを検索・更新する

掲載確認:Dify Marketplace「Notion」バージョン0.0.13(2026年7月31日確認)

Notionプラグインは、Notion内のページやデータベースを検索・取得し、新しいページの作成や既存ページの更新を行えるツールです。コメントの取得・追加にも対応しています。

向いている用途は次のとおりです。

  • 議事録を要約してNotionへページを作成する
  • 相談内容からタスクを抽出してデータベースへ登録する
  • 既存のページやデータベースを検索する
  • ページへコメントや追加情報を記録する

NotionにはFreeプランがありますが、チーム利用や高度な管理機能などでは有料プランが必要になる場合があります。現在のプラン内容は「Notion公式料金ページ」で確認してください。

認証にはInternal Integration Secretを使用します。Secretを登録しただけではすべてのページへアクセスできず、Difyから利用するページやデータベースをNotion側で明示的に共有する必要があります。

検索だけでよい場合は読み取り権限に限定し、ページ作成や更新が必要な場合だけ書き込み権限を許可してください。最初は本番データベースではなく、テスト用ページで作成・更新結果を確認しましょう。

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kintone|業務レコードを取得・登録・更新する

掲載確認:Dify Marketplace「kintone」バージョン0.1.2(2026年7月31日確認)

kintoneプラグインは、CybozuがDify Marketplaceで提供している連携ツールです。kintoneアプリ内のレコード取得、複数レコードの検索、新規レコードの追加、既存レコードの更新に対応しています。

向いている用途は次のとおりです。

  • 問い合わせ内容から必要項目を抽出してレコード登録する
  • 顧客・案件・申請などの既存レコードを参照する
  • 申請内容を要約して確認用の情報を作る
  • 条件に一致するレコードを取得して回答へ利用する

kintoneは原則として有料契約が必要です。2026年7月31日時点では、ライトコースが月額1,000円、スタンダードコースが月額1,800円、ワイドコースが月額3,000円/1ユーザーです。最低契約ユーザー数などの条件があるため、契約前に「kintone公式料金ページ」を確認してください。

認証には対象アプリで発行したAPIトークンを使用します。レコードの取得だけなら閲覧権限、追加するなら追加権限、更新するなら更新権限というように、使用する操作だけを許可してください。

書き込みを試す場合は、業務で利用中のアプリへ直接接続せず、同じ項目構成のテストアプリへ1件登録して結果を確認しましょう。プラグインのサポート条件や免責事項もMarketplaceページで確認してください。

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DeepL|翻訳・言い換えを組み込む

掲載確認:Dify Marketplace「DeepL」バージョン0.1.5(2026年7月31日確認)

DeepLプラグインは、DeepL APIを使って文章の翻訳と言い換えを行うツールです。翻訳結果だけでなく、検出された言語や課金対象となる文字数も取得できます。

向いている用途は次のとおりです。

  • 英語資料を日本語へ翻訳する
  • 日本語の案内文を別の言語へ翻訳する
  • 文章を自然な表現へ言い換える
  • 翻訳後の文章をDifyで要約・分類する

DeepL API Freeでは、月50万文字まで利用できます。翻訳元と翻訳先が同じ言語の場合も、処理した文字が使用量へ計上される場合があります。上限や対応ファイルは「DeepL APIの利用上限」で確認してください。

認証にはDeepLのAuth Keyを使用します。API FreeとAPI Proでは接続先が異なるため、契約しているプランに合ったキーを登録してください。

機密文書や個人情報を翻訳する場合は、DeepLへ文章が送信されることを踏まえ、利用規約と社内ルールを確認します。専門用語、固有名詞、金額などは誤訳される可能性があるため、公開・送信前に人が確認してください。

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Tavily|最新情報を検索・抽出する

掲載確認:Dify Marketplace「Tavily」バージョン0.1.11(2026年7月31日確認)

Tavilyは、AIアプリで利用しやすい形式のWeb検索結果やページ本文を取得するツールです。Search、Extract、Crawl、Map、Researchなどの処理に対応しています。

向いている用途は次のとおりです。

  • 業界ニュースや最新情報を検索する
  • 複数の検索結果から要点をまとめる
  • 指定URLの本文を抽出する
  • 情報源のURLと公開日を回答へ付ける

TavilyとFirecrawlは用途が一部重なりますが、Tavilyは複数サイトを対象にしたWeb検索、Firecrawlは指定したサイトの取得・クロールを中心に使い分けると分かりやすくなります。

Researcherプランには月1,000 APIクレジットの無料枠があり、クレジットカードなしで開始できます。有料の従量課金は1クレジット0.008ドルです。検索の深度やExtract・Crawlなどの処理によって消費量が変わるため、「Tavily公式料金ページ」で最新条件を確認してください。

認証にはTavilyのAPIキーを使用します。最初は検索回数と取得件数を少なくし、実行後にダッシュボードで残りクレジットを確認しましょう。

検索結果には古い情報や誤った内容が含まれる可能性があります。Difyの回答だけを根拠にせず、参照元URL、公開日、提供者を人が確認してください。

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Firecrawl|許可したWebサイトを取得する

掲載確認:Dify Marketplace「Firecrawl」バージョン0.2.2(2026年7月31日確認)

Firecrawlは、指定したWebサイトのページを取得し、LLMで扱いやすい形式へ変換するツールです。1ページの取得、サイト内URLの探索、複数ページのクロールなどに利用できます。

向いている用途は次のとおりです。

  • 自社サイトや管理中サイトのヘルプページを取得する
  • 公開ドキュメントをMarkdown形式で取得する
  • 指定ページの変更内容を確認する
  • 許可を得たサイトのページをナレッジ用に収集する

無料プランには月1,000クレジットが含まれ、Scrape・Crawl・Mapは基本的に1ページにつき1クレジットを消費します。取得件数や追加機能によって消費量が変わるため、「Firecrawl公式料金ページ」で確認してください。

認証にはFirecrawlのAPIキーを使用します。最初はURLを1つだけ指定し、取得結果とクレジット消費量を確認してください。複数ページを取得する場合は、対象パス、最大ページ数、クロール範囲を小さく設定します。

公開されているページでも、自由に収集・再利用できるとは限りません。対象サイトの利用規約、robots.txt、著作権、個人情報の有無を確認し、許可されていないサイトやログインが必要なページを無断で取得しないでください。

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TextIn(Document OCR)|PDF・画像を構造化する

掲載確認:Dify Marketplace「Document OCR – TextIn」バージョン1.2.2(2026年7月31日確認)

TextInのDocument OCRは、PDFや画像から文字だけでなく、見出し、段落、表、ページ情報などの構造も取得できるツールです。抽出結果はMarkdownや構造化データとして後続ノードへ渡せます。

向いている用途は次のとおりです。

  • PDFや画像から文章を抽出する
  • 請求書や申込書から必要項目を取り出す
  • 表を含む資料をMarkdownへ変換する
  • 抽出した文章を要約・分類・チェックする

無料APIは認証情報を登録せずに利用でき、PDFとJPG・PNGなどの画像に対応しています。2026年7月31日時点の無料枠は1日1,000ページ、ファイルサイズは10MBまでです。

より多くのファイル形式、大きなファイル、高い処理上限が必要な場合は有料APIを利用します。有料APIではTextInのアプリIDとSecret Codeが必要です。最新条件は「TextInの料金説明」とMarketplaceページで確認してください。

画像品質や複雑な表、手書き文字などによっては誤認識が発生します。金額、日付、氏名、契約条件などの重要項目は、人が元の文書と照合してください。

処理するファイルはTextInの外部サービスへ送信されます。顧客情報、契約書、本人確認書類などを扱う場合は、利用規約、プライバシーポリシー、勤務先・取引先のルールを確認し、判断できない文書は送信しないでください。

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まとめ:料金・無料枠・権限を確認して1つずつ試そう

Dify Marketplaceのプラグインは基本的に無料でインストールできますが、連携先のサービスやAPIでは、契約プランや使用量に応じて料金が発生する場合があります。

最初から複数のツールを組み合わせず、一覧表から目的に合うものを1つ選び、次の順番で確認しましょう。

  • 連携先サービスの公式料金と無料枠を確認する
  • テスト用データと必要最小限の権限で接続する
  • 1回だけ実行し、結果・ログ・外部サービス側の使用量を確認する
  • 継続利用する価値が確認できてから、件数や機能を増やす

プラグインの共通的な導入方法は「ツールとプラグインの役割と違い・使い分け」、無料で使いやすい候補は「無料組み込みツール10選」、Dify本体の契約料金は「Difyの料金比較」で確認できます。

FAQ|外部連携ツールの課金・安全運用でよくある質問

Q1. 最初に試す外部連携ツールはどう選べばよいですか?

最初に試すツールは、現在すでに利用しているサービスと、解決したい作業から選びましょう。

たとえば、通知を自動化したいならSlack、メールの下書きを作りたいならGmail、定型データを読み書きしたいならGoogle Sheetsが候補になります。Web検索ならTavily、指定サイトの取得ならFirecrawlというように、目的によって適したツールは異なります。

「最もおすすめの1つ」が決まっているわけではありません。また、プラグイン自体は無料でも、連携先サービスの契約やAPI使用量によって料金が発生する場合があります。

まずは、すでに契約しているサービスまたは無料枠があるサービスを1つ選び、テストデータで試してください。

Q2. 無料枠だけでどこまで試せますか?

無料枠でも、接続確認や小規模な試作品の作成までは十分に試せるサービスがあります。

ただし、無料枠の対象、回数、文字数、ページ数、保存容量はサービスごとに異なり、内容も変更されることがあります。利用前に次の項目を公式料金ページで確認してください。

  • 無料枠の更新単位が「毎月」「毎日」「初回のみ」のどれか
  • 上限を超えると停止するのか、自動的に課金されるのか
  • クレジットカード登録や自動チャージが必要か
  • 検索、抽出、クロールなどの処理ごとに消費量が異なるか

最初は1件のメール、1つのURL、1枚のPDFなど、最小の入力で動作と使用量を確認しましょう。

外部サービス料金がかからない候補を探している場合は、「おすすめの無料組み込みツール10選」も参考にしてください。

Q3. 社内データを外部に送るのが不安です。どう考えればよいですか?

社内資料、顧客情報、個人情報などを扱う場合は、最初に勤務先や取引先のセキュリティ方針を確認してください。技術的に接続できても、業務データを外部サービスへ送信してよいとは限りません。

利用前に、少なくとも次の点を確認します。

  • どのデータがDifyと連携先サービスへ送信されるか
  • 連携先サービスがデータを保存・記録するか
  • データがサービス改善や学習に利用されるか
  • 保存期間、削除方法、利用地域などが社内基準を満たすか
  • 利用するプラグインの提供者とプライバシーポリシーを確認したか

送信する場合も、必要な項目だけに絞り、可能であれば氏名やメールアドレスなどを削除・置換してください。ただし、マスキングだけで必ず安全になるわけではありません。判断できないデータは送信せず、最初は架空のテストデータで確認しましょう。

Q4. APIキーやOAuthはどう管理すべきですか?

APIキーはプロンプト、コード、共有資料などへ直接書かず、Difyの資格情報設定で管理します。

OAuthを使用する場合は、連携画面に表示される権限を確認し、必要最小限の範囲だけを許可してください。たとえば、特定のファイルを参照するだけの用途で、アカウント全体の編集権限を許可しないようにします。

運用時は、次のルールも決めておきましょう。

  • 開発用と本番用の認証情報を分ける
  • 管理担当者を決める
  • 定期的に不要なキーや連携を確認する
  • 漏えいが疑われる場合は、キーの無効化・再発行を行う
  • 使用を終了したOAuth連携は解除する

具体的なプラグインの導入や認証方法は「ツールとプラグインの役割と違い・使い分け」で確認してください。

Q5. Difyに欲しいツールがない場合はどうすればよいですか?

まず、Dify Marketplaceでサービス名だけでなく、実現したい操作でも検索してください。同じサービスでも、通知用、データ取得用、トリガー用など複数のプラグインが存在する場合があります。

見つからない場合は、次の順番で検討します。

  1. Marketplaceに目的を代替できるプラグインがないか確認する
  2. 連携先サービスが公式APIを公開しているか確認する
  3. 単純なAPI呼び出しなら、HTTP Requestノードで小さく試す
  4. 複数の処理や独自認証が必要な場合に、カスタムプラグインを検討する

HTTP Requestノードを使う場合も、APIキー、認証方式、利用上限、送信データ、エラー時の再試行を確認する必要があります。

まずは既存プラグインで代替できないか確認し、必要な場合だけAPI連携やプラグイン開発を検討してください。

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